世界遺産とワシ その1

nangoku692005-11-13

先週、一週間ほどタイに行ってきました。せっかくだからブログとやらにそれを載せてみようかなと思い立ちたまたま見つけたこのはてなダイアリーとやらに登録をしてみました。googleなんかで検索すると良くこのはてなダイアリーとかが引っかかってくるからきっと有名どころなんだろうね。一応it企業に勤めていますが、blogが何かもよくわかっていない。。朝から夜中まで仕事尽くめで自分の事をやる暇が何もないのでしょうがないのだ。たまたま本日休みになったし少し時間が空いたものでやって観ようかなという気になった。善は急げと早速登録。このような駄文を書いている次第。友達が読むくらいだからそんなに文法がとか、気にしないようにしようと思うんだけれど、意外に緊張するね。友達なんかは話のネタを溜め込んで何度も推敲して、行間なんかも考えてアップするらしいけれど、ワシ、結構、アバウトなせっかちさんなんで、直打ちで行きます、だから誤字脱字もご愛嬌ってことで。。。本題の「タイ旅行」について書いてみようかな。11月1日から5日まで3泊5日でタイはバンコクに行ってきました。成田を夕方六時に出発し、バンコクドンムアン空港に夜中の12時過ぎに到着、そのまま宿泊するホテル、デュシタニインターナショナルホテルへ。日本とタイでは時差は二時間程度、時差ボケが無くていいね。ハワイに行ったときも、ラスベガスへ行ったときも初日は時差ボケで笑顔が作れなかったよ。空港を出るとむっとした熱気と湿気。「ああ、南国に来たんだなぁ」と実感。余談ですがワシは北国の生まれなので、幼い頃より心の奥底に南国に対する憧れを持っておったのよ。翌朝6時起きでバンコク市内ツアーに行くのでホテルにチェックインすると、すぐさま寝ました。朝6時に起きてシャワーを浴びてバッフェ朝食を頂き、準備OK。他の参加者とともに、ツアーガイド「ドーブンさん」のもとに集合。いざ出発。まずは三島由紀夫の「暁の寺」の題材にもなったと言われる(と、ガイドブックに書いてあった、三島由紀夫金閣寺しか読んだ事がありません、、)ワットアルンへ向かう。ワットとは寺の事だそうで、「そうか〜アンコールワットのワットもそれか〜」なんて思いながらチャオプラヤー川の船着き場へ。船着き場に着くと沢山の観光者がいて30人くらいで船に乗る。「おーすごいすごい」などと思っていると一分もしないうちに対岸へ。「なーんだ渡し船だったのね」艀を降りてドーブンさんについて行くと、、、、いました!いるんです!「ウルトラ兄弟ハヌマーン」のハヌマーンが!!!ご存知の方は少なかろう、僕が子供の頃、円谷プロとタイの共同制作で作り上げた異色作、タイの少年の魂が猿人ハヌマーンとなり、ウルトラ兄弟と協力し怪獣を倒すと言う内容なのだが、ヒーローらしからぬその風体に南国ロック少年の心は震え上がったものだった。余談はさておき、ワットアルンへ向かう。ワットアルンは仏舎利が納められたものだそうだ。外壁に施された装飾は気が狂いそうなほど細かく、色合いも鮮やかで手が込んでいて賑やかで五月蝿い。しかしそのシルエットは独特で暁の寺の名前通り夕焼けをバックに浮かび上がるその姿はきっと荘厳なのだろう、、、まぁ、ワシらが観たのは朝だったがの〜。。
20分くらいワットアルンの敷地内をうろうろし記念撮影などをしドーブン様のもとに集合。「ドーブン様次はどうするんですかい?」「ん〜次はエンマルラルドジーンに行きます」「わかりました、エンマルラルドジーン?ですね」という事でついて行くとまた渡し船に乗る。艀を渡り少し進み、軍人さんがいるゲートをくぐると、なんだか広い庭園が、その向こうには何やら不思議な塔やら屋根やらが突き出している「ドーブン様ここは?」「ここが王宮とエンマルラルドジーンです」とのこと「ほう、ここが、、」なるほど向こうからキングスガードの行進がやってくる。それにしてもものすごい数の観光客だ。色んな国の人が観に来るんだね。。ネズミーランドのような込み具合の入り口でチケットとパンフレットを購入し回廊を少し行くと、幼稚園のような光景、児童児童児童。タイの国立小学校はお寺の敷地内にある事が多いんだとか。この子供たちは毎日凄い数の観光客に写真などを撮られているんだろうなー。小学校をすぎると靴を脱げとの指令。靴を脱ぎ、建物の中に入ると「うお!でっかいですね!!!」建物のなかには高さ15メートル全長46メートル、ウルトラマンサイズのお釈迦様が寝そべっておられました。ドーブン様によると「このお釈迦様は眼を開けて寝そべっておられますので寝釈迦様です、涅槃像とは違います、つまり、、、リクライニング仏陀です」とのこと「ほほう、写真を撮ってもいいのですか」と聞くといいとの事なのでパチリ。ここがワットポーというところで、ヨガやタイ式マッサージの総本山的なところなのだそうだ(違ってたらスマン)。ここにはタイ式マッサージの学校が何百年も前からあり、生徒さんがその極意を学び取るため日夜切磋琢磨しているとの事。その後そこを出てもう少し歩いて行くとドーブン様曰く「ここがエンマルラルドジーンです」とのこと。手元のパンフレット(日本語版)を観ると「ワットプラケオ(エメラルド寺院)」とある。「おお、エメラルド寺院」、、、そういえば19歳くらいの頃一緒にバンドをやっていた久保木くんがタイに行った後「エメラルド寺院、エメラルド寺院って言ってたな」なんて言う懐かしい記憶が思い出され、来た事も無いのに懐かしさでいっぱいのワシでした。ここにはエメラルド仏が納められており、写真撮影は不可との事なので写真はありません。ドーブンさん曰く「本当はエンメラルドではなく翡翠なんです」との事。さらに進むとおとぎ話のような建物が、、「ドーブン様アレは!?」「あれは王宮です、ラーマ9世の即位60年歳に向けて現在お色直しをしております」とのこと。その後ラーマ9世やその他の王様の玉座などを拝見致しました。雑感ですが、なんだかどの建物もメルヘンと言うか夢いっぱいの感があり、金ぴかでキラキラ、豪華絢爛で荘厳、昔当時の庶民が観たらまさに極楽浄土的なところとして作られたんだねぇと勝手に納得。でもね、どの建物もとても素晴らしかったよ本当に!約3時間くらいのお寺巡りですが暑さと湿気でかなりばて気味。そのままツインタワーホテルというところでお昼を頂き(トムヤンクン旨かった)、免税店、シルクの専門店、貴金属店と連れて行かれましたが、特に買うものも無くホテルへ帰ってまいりまして、夜のバンコクへ出発。パッポン通り、タニヤ通りをうろうろ。なんだか凄いのね、お店の前に大量のタイの女の子が居て腕引っ張られる、声かけられる、通りからお店の中が見えるんだけれどもひな壇のようになっていてそこに女の子が沢山座ってる。ひー凄いとこだねここは。パッポン通りに行くとバッタもん屋が軒を並べる、プラダのバックかと思い手にとるとPRADAと書いてあるところに「NICE」だの「GOOD」だの、、。偽、ブランド屋、偽Tシャツ屋、偽腕時計屋、偽ベルトバックル屋、偽シルク屋、偽サングラス屋の順番で同じような店が延々と続く、そして通りの脇にはゴーゴーバーと呼ばれる飲み屋が。ドアが開け放たれていて中にはカウンターがあり、沢山の裸の女の子が踊ってる。。いやーなんだか本当に凄いところだね。ワシらはタニヤ(日本人街)にあるまとい茶屋という居酒屋へ。。おいおいタイに来た初日からなんで日本料理よ。と思いながらも乾杯。そこそこに美味しい。夜の9時からワットポーマッサージスクールの生徒さんが働くと言うお店に予約を入れてあったのでご飯もそこそこにタクシーを拾いお店に向かってもらう、ところが!このタクシーの運ちゃんが厄介者で連れて行かれたところは真っ暗な倉庫街みたいなところ野良犬がうろうろしてるし、暗闇の向こうに見えるテントの中には怪しげな男が2人、、、「え?ここ?ほんとに?」頭には「タイで強盗殺人、邦人○名死亡」という見出し記事が浮かぶ。「やっばいなーどうしようか」と考えるがさして運ちゃんが襲ってくる様子もなく、野良ちゃんたちも眠たげ。50B払って降りると暗闇に光の切れ目。ドアが開き「いあらっさいませ」と、白衣を着たお方。「あれ?ここであっているの?」「ここは何するところ?」との問いに「ここはマッサージの店です」とのこと。「何だー、びびって損した」、、、あれ?でもなんだか店の名前が違うよ?手に持った切り抜きを見せてここはこの切り抜きの店ですか?と問うと「違います」との答え。「え?」「違うの?」「じゃ、出よう」ということで外に出るとまだあのタクシー運ちゃんがいる。「あのさーここと違うんだけれど、ワシらが行きたいのはここ」運ちゃん「そこはもうクローズしているからここの店に連れて来た」とのたまいやがる。「クロースしてねーちゅうの!ワシらは予約してるんだっちゅーの!!」「夜中までやってる店だっての!!」「連れてけ!」というと「そこに行きたいんだったらもう200B払え」とか言いやがる。あったまきたから「じゃあもういいや、バイ」と言い残し街道まで歩く。とりあえず予約の時間はお大幅に過ぎているし、今自分たちがどこにいるかもわからないのでホテルに帰る事を決めタクシーを拾う事にする。タクシーが中々止まらず焦る。トゥクトゥクが「乗ってかないか?」と声をかける?今度はワシらも慎重だ。赤青のタクシーを拾い「デュシタニホテル、OK?」「OK」ということでなんとかホテルについた。。。。。あー疲れた。運ちゃんにだまされた、というかお客を連れてくると運ちゃんにいくらか入る仕組みのようだ。生活の知恵というか、なんというかこれがタイか〜と実感。いい勉強でした。疲れてたし翌日も朝6時起きなのでそのまま寝ました。つづく