古き良き日本の風景

僕は懐古主義者では無いけれど
昔のものが好きだ。と、いっても明治くらいから
昭和にかけての諸々の風景や、文化についてなんだけど。
僕の田舎はそれはそれはド田舎にある。
山間の所謂、里山である。新潟のどんづまり、
から妻有(つまり)と呼ばれている地域だ。
日本有数の豪雪地域で小学校の頃は6m位
雪が降った。皆二階から出入りしたものだ。
父の実家つまり、じいちゃんの家は、山を一つ超えた地域にある、
更に山間の集落だった。山あいの斜面に何十戸かの
茅葺きの家がたっていた。村にはよろずやが一軒しかなく
今から思えば本当に不便なところに住んでいたんだと
思う。でも、日本全国、一部の都会を除けば
どこもこんな感じの農村だったんじゃないかな。
あるのは、田、畑、堤、川、山、森くらい。
ご先祖様は、よくこんな何にもない雪深い
土地にすみついたものだ。
お盆になると、父の兄弟が関東から僕と同い年くらいの
子供を連れて帰ってくる。皆で花火や川で遊ぶのがとても楽しみ
だった。時間がないのでまた次回。。