みんな元気でやってるの?
前回も書いたんだけれど僕の実家マツダイでは三年に一回里山とアートの祭典「大地の芸術祭アートトリエンナーレ」というのをやっている。僕が子供のころは文化とか芸術とかとはまったく縁のないところだった。ガチャガチャは20円の時代だったし笑っていいともは一週間遅れて放送されるし、キー局といえばTBSとフジテレビしか映らなかった。秋田書店のコミックスは切手を送って購入していたし、書店は町に2軒しかなかったから町の人はみんな顔見知り、、エロ本もどきどきしながら買った。僕は昭和47年、、ちょうどベビーブーマー直後の子供だったから、町には沢山の子供がいた、小学校の頃は夏祭りもそれなりに盛り上がっていたような気がする。中学、高校とだんだん町にパワーが無い事を実感しながら、夏の暑い日に一人原チャリで峠を攻め、まんが道を読んで漫画家に憧れ、東京や北海道の同人誌を主催している人達とやり取りをし、バンドブームで楽器に目覚めお年玉でイケベ楽器の通販で19800円の白いテレキャスターで購入し、バクチクの今井寿にあこがれたものだった。。1989年(平成元年)に町を出て東京へきてはや18年、、フリーターだったり、美容師だったり、バンドで死ぬほどライブをしたり、今は結婚もしたし、会社勤めだし、、うーんまったく時の経つのは早いものだな、、、東京にいるのと同じ期間、生まれてから18年間をすごしたマツダイでいろいろな事が変わり始めている。1990年代、1968年着工した「ほくほく線」というローカル線が1997年完成というものすごい年月をかけて完成をし、町に駅ができ、コンビニができ、道路が整備され、ファッションにタイムラグがなくなり、妹たちが東京と同じようにルーズソックスを履き、携帯電話を使うようになっていた。2000年、20代後半の僕は美容師を辞めバンドをやりながらフリーター。楽しいことも苦しいことも人生悲喜交々、、2003年の夏に実家に帰るとなんと町に若者がちらほら、、しかもおかしな建物や不思議なオブジェが沢山、なんだこりゃとサンダル履きで夏の雨の中見にいくと、こりゃ驚いた!面白いじゃないの。そして異化効果?なのかな?年をとったのかな?自分の故郷の美しさを実感。ある人はまるでドイツかオランダの森のようだねと言ってくれました。同級生のみんな、ここ10年以上全然会うことないけれど、みんな元気でやってるの?
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